引き寄せの法則は物理学(量子力学等)で証明できると聞いて、引き寄せの法則を量子力学の観点から説明するブログや本やセミナーにハマっている人は要注意です。
のめり込みすぎると引き寄せ迷子になってしまう可能性があります。
この記事ではその理由についても解説をします。
記事を読むメリット
・引き寄せの法則を物理学で解明したと主張する本やブログやセミナーの問題点がわかります
・脳科学的な引き寄せの法則がわかります
まずは結論から
引き寄せの法則を現代物理学である量子力学の視点で見ると、その謎がわかりやすくなる。
ただし、それを絶対としてして信じるのは危険、あくまでも参考程度にすることが重要で巷にある引き寄せの法則を量子力学で解明したと主張するセミナーには従来の成功法則を単に量子力学的引き寄せで言い換えているだけのものものあるので、なおさら注意が必要
記事の信憑性
2006年からコーチングを学び始め、コーチとして2009年から独立して10年以上の実績
日本でも最大のコーチング期間で3年学び、世界でもトップクラスのコーチから最新のコーチングスキルを学びました。
さらには今まで3ヶ月間のマンツーマンコーチングで対応してきた人数は300人以上そして東京、沖縄、福岡、宮崎、海外からも 受講される人がいるコーチング講座を展開しています。
さらには以下のコーチングの実績が出ています。
~引き寄せコーチングではこんな変化が起きています~
●「賞を取りたい」と願っていたアーティストがセッションを受けて数週間以内に本当に賞を受賞した
●子育てに対するイライラが強かったがコーチングセッション終了後にはイライラがなくなり、家に帰ると 子供が手伝いをしてくれるようになった
●1~2年かかると思われていた夢がわずか1ヶ月で実現した
●いつもライバルを選ばれ契約を逃していたコーチがコーチング終了後には契約をもらえるようになった等々、 願望達成の人が続出の方法です。
以上の成果を出してきた経験からご回答させて頂きます。
Contents
引き寄せの法則は物理学(量子力学等)で解明できるって本当か?
量子力学が引き寄せの法則の絶対的証拠とするのは危険です
本やセミナーの内容があまり良くなくても量子力学の話を持ち出すだけで凄い内容に聞こえてしまうからです。
最近増えてきた引き寄せの法則と量子力学のコラボその背景とは?
ここ数年になって特に目立って来たのが、引き寄せの法則を現代物理学である量子力学で解明をしようとする動きです。
なぜこのようなコラボが目立つようになったのか?というと引き寄せの法則が目には見えない法則の為、何かしらの根拠が欲しいというニーズが高まっているものと思われます。
そこで持ち出されたのが量子力学です。
引き寄せの法則を量子力学的な視点から見ると根拠っぽく見えることから最近ではかなり重宝されています。
量子力学的引き寄せの法則を主張する人の根拠
量子力学的引き寄せの法則を主張する人の多くが根拠としているのが量子力学における「観測者効果」と呼ばれるものです。
この観測者効果とは何かというと量子力学では目には見えない小さな単位の量子というものを扱いますがその量子の性質とは
観察していないと量子は波のように振る舞い
観察していると量子は粒子のように振る舞う
と言われています。
ここでいう粒子というのが粒であり固体と考えてもいいから引き寄せの法則で言われている「思考は現実化する」と同じでいいじゃないかというのが、ざっくりと量子力学的引き寄せの法則を主張する人が根拠として持ち出す理論です。
ただし物理学者の中でも一つの説について様々な主張があり絶対とはされていない中で一般の素人やあるいは大学で物理学を専攻していたぐらいのレベルで引き寄せの法則を量子力学で解明できるというのはやや乱暴な気が個人的にはします。
引き寄せの法則迷子がハマってしまうわけ
引き寄せの法則をやっても結果が出ない、結果が出ないから次々と新しい本やセミナーに通ってしまう人のことを引き寄せの法則迷子と私は呼んでいますが、そんな引き寄せの法則迷子の人がなぜ量子力学的引き寄せの法則にハマってしまうのでしょうか?
引き寄せの法則は目に見えない法則です。
その為何かしらの根拠が欲しい、そんな時に量子力学という科学的な学問の裏付けがあれば、確かなものではないかと思ってしまうということです。
ただし、先程の説明でもしたように学者でも様々な主張があり一つの説をとっても絶対とは言い切れない中で、量子力学で説明したからと言って量子力学的な引き寄せの法則が確かなものと言えるでしょうか?
実は従来の成功哲学と変わらない?量子力学的引き寄せ
量子力学的な引き寄せの法則を教えている講師が主張する引き寄せの法則は裏付けや根拠は量子力学を引き合いに出していますが、実際に中身はというとあまり従来の成功哲学と言っている事は変わらない。
量子力学の説明を引いて単純に引き寄せの法則のセミナーとして考えた場合にはそれほど目新しいこともなければ、効果として比較しても他の講座で教えている内容のほうが効果的ということもあったりします。
そういった情報を見る時には量子力学の視点を引いて言っていることを吟味して頂くことをお勧めします。
ファンタジーとして、あるいは理解を進める為に活用するのは有り
「信じるものは救われる」という言葉があるように人によっては引き寄せの法則に根拠がないから信じられない、実践できないという人もいます。
そんな人には量子力学的な視点でみれば引き寄せの法則の不思議さや目に見えない不確かさをカバーできて信じることができるというなら全然ありだと思います。
ファンタジーとして、あるいは目には見えない引き寄せの法則を何かしらの新しい視点があれば理解に役立つというならば量子力学的な引き寄せの法則もありだと思います。
当サイトでも量子力学の話はしますが、あくまでも一つの説として量子力学を用いて説明するものであり、量子力学イコール絶対的な引き寄せの法則の根拠というスタンスでは説明していません。
あくまでも一つの理解を助けるための材料として量子力学を使っています。
ここまでのまとめ
・量子力学的な引き寄せの法則を教えている本やセミナーの内容は量子力学の目新しさだけで内容は従来の成功法則とあまり言っていることは変わらないものあるので注意が必要
・量子力学的な引き寄せの法則は理解を助け、実践に対して信頼する為の拠り所として活用するのはいいが盲目的に信じてしまうのは危険
脳科学的引き寄せの法則とは?
脳科学的な引き寄せの法則はあります
RASの機能が引き寄せの法則的な働きをします
ここまで量子力学と引き寄せの法則との関係性を説明をしてきましたが記事を読まれている人の中には「もっと科学的な根拠のあるものは無いの?」と思われている人もいるかもしれません。
そこで脳科学的な観点から見た引き寄せの法則についてご紹介します。
ここでも重要なのはこの脳科学的な引き寄せの法則も一つの引き寄せの法則を理解する視点であり、これをもって絶対的な証拠ではないことを頭に入れつつ以下の記事を読み進めて頂くことをお勧めします。
脳科学的な引き寄せの法則を説明する上で覚えて頂きたいのがRASという言葉です。
これはRASとはReticular Activating Systemの略で日本語では網様体賦活系(もうようたいふかつけい)と呼ばれています。
この機能を簡単に説明すると脳は自分にとって重要だと思う情報を拾いそれ以外の情報は拾わないということです。
例えば朝のテレビ番組の占いのコーナーで「今日のラッキカラーはオレンジです。」と言われると街中でオレンジのものを急に見かけるようになります。
しかし、街中には元々オレンジのものが多かったのですが、今まで重要だと言われるまでは意識に上がらなかっただけの話です。
これを脳科学的に引き寄せの法則で考えると夢や願望が本当に脳が重要だと思えば、それに関する情報を脳は拾い出しそれ以外の情報をは拾いません。
ということは、RASの機能が働くことによって次から次へと自分の夢や願望に繋がる情報だけが見つかるわけですから結果として夢や願望が叶いやすくなるということです。
これが脳科学的な視点でみた引き寄せの法則です。
さて、ここから学べることはゴールを持つことの重要性です。
これまでのコーチングを通して気づいたのは多くの人が夢や目標やゴールを持っていないあるいは持っていたとしてもぼんやりしたものが多い。
そうするとせっかくのRASの機能が働かなくなりますのでもったいないと思います。
RASを活かすためにも是非具体的なゴールを描きましょう
ここまでのまとめ
・脳科学的な引き寄せの法則はRASで説明できる
・RASを働かすためにも自分にって適切で重要なゴールを持つことが重要
引き寄せの法則は物理学で証明済み?要注意!引き寄せ迷子がハマる罠のまとめ
この記事のまとめ
・量子力学的な引き寄せの法則を教えている本やセミナーの内容は量子力学の目新しさだけで内容は従来の成功法則とあまり言っていることは変わらないものあるので注意が必要
・量子力学的な引き寄せの法則は理解を助け、実践に対して信頼する為の拠り所として活用するのはいいが盲目的に信じてしまうのは危険
・脳科学的な引き寄せの法則はRASで説明できる
・RASを働かすためにも自分にって適切で重要なゴールを持つことが重要
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