最近になって引き寄せの法則を量子力学で説明しようという試みが増えています。
いかにも、もっともらしい説があるのですが、それだけで引き寄せの法則を理解しようというのは大変危険です。
この記事では引き寄せの法則を量子力学だけを根拠にして信じるのは危険だという理由とそれ以外の根拠になり得る説について説明します。
記事を読むメリット
引き寄せの法則を量子力学で説明できるというのを100%信じるのは危険だと理解できる
量子力学以外で引き寄せの法則が証明できる根拠を知ることが出来る
●まずは結論から
引き寄せの法則を量子力学で説明しようという動きはファンタジーとしては面白いが、それだけで根拠とするのは大変危険、量子力学の話を持ち出しても最終的には潜在意識を変えるのが重要ですという結論になっているものがあったり、話している内容は従来の成功法則と何ら変わらないというものが多いのが事実です。
大切なことは自分が信じられる根拠でやれば引き寄せの法則は効果を発揮するということです。
そしてそういった量子力学を根拠に引き寄せの法則を説明している講師や講座は中身は従来の成功法則や心理学と変わらないため、量子力学のフィルターを外して、成功法則として結果が出るものなのかどうか?で見極めることが重要です。
※当サイトでも引き寄せの法則と量子力学を絡めて説明することはありますが、あくまでも引き寄せの法則という目に見えない現象をわかりやすく説明するための道具として活用する位置づけで、それをもって絶対の根拠というスタンスではありませんのでご理解下さい。
●記事の信憑性
記事の信憑性
2006年からコーチングを学び始め、コーチとして2009年から独立して10年以上の実績
日本でも最大のコーチング期間で3年学び、世界でもトップクラスのコーチから最新のコーチングスキルを学びました。
さらには今まで3ヶ月間のマンツーマンコーチングで対応してきた人数は300人以上そして東京、沖縄、福岡、宮崎、海外からも受講される人がいるコーチング講座を展開しています。
さらには以下のコーチングの実績が出ています。
~引き寄せコーチングではこんな変化が起きています~
●「賞を取りたい」と願っていたアーティストがセッションを受けて数週間以内に本当に賞を受賞した
●子育てに対するイライラが強かったがコーチングセッション終了後にはイライラがなくなり、家に帰ると子供が手伝いをしてくれるようになった
●1~2年かかると思われていた夢がわずか1ヶ月で実現した
●いつもライバルを選ばれ契約を逃していたコーチがコーチング終了後には契約をもらえるようになった等々、願望達成の人が続出の方法です。
以上の成果を出してきた経験からご回答させて頂きます。
Contents
引き寄せの法則を量子力学で説明できると言っている人達が使う一番多い理由とは?
量子力学が引き寄せの法則の根拠であると主張している人達が言っているのは観測者効果と呼ばれているものです
観測者効果こそが思考は現実化するということをわかりやすく説明していると量子力学を引き寄せの法則の根拠にする人達は説明しています。
引き寄せの法則を量子力学で説明できると言っている人達の多くは観測者効果(Observer Effect)を引き寄せの法則の根拠としています。
この観察者効果とは何か簡単に説明すると・・・
量子力学では目には見えない小さな単位の量子というものを扱います。
そしてその量子の性質は
観察していないと量子は波のように振る舞い
観察していると量子は粒子のように振る舞う
というものです。
これは二重スリット実験という有名な実験結果から導き出されたものです。
引き寄せの法則を量子力学で説明できるとする人たちの話はこれを飛躍させこのように説明します。
観察をすることによって量子は粒子のように振る舞うということは、物質化するのと同じ現象であるという理論です。
量子力学における波が波動→つまり目に見えない状態であり、量子力学における粒子は粒であるから固体であり物質であるという理屈です。
私は量子物理学者ではないため、このような説明が果たして根拠があるのか証明できません。
しかし引き寄せの法則を量子力学で説明できるとする人達の根拠の多くがこの観測者効果を理由にしています。
言っていることは従来の成功法則とあまり変わらない?
量子力学で引き寄せの法則は説明できると言っている講師が教えていることは、あまり従来の成功法則や心理学と変わらない事が多いです。
量子力学という切り口で説明すれば「科学的」ということで信用度が上がるためマーケティング的な意味合いから使っている講師の人が多いと思われます。
量子力学で引き寄せの法則で説明できると言っている講師の人の話を聞いてみると、従来の成功法則や心理学と中身はあまり変わらず量子力学という切り口で単に成功法則を説明しているに過ぎないものが多いと感じています。
最終的には潜在意識を変えましょう等という説明が多いので、結局のところ本当にその講師の言っている事や講座が価値があるのか?というのは、一度「量子力学」というフィルターを外して成功法則として効果が高いのか?低いのか?そういった点で評価することが重要です。
もし、そういった点で見ないと「量子力学」という目新しさだけで興味を惹かれ中身はあまり成功法則としては完成度が低い、従来の成功法則の受け売りになっているのであれば、単にお金と時間だけを無駄にする可能性が高いので注意が必要です。
電気の仕組みを知らなくても電気は使える
根拠を知らなくても引き寄せの法則は作動します
引き寄せの法則というのは「法則」と名がついているように、信じるか信じないかに関わらず常に働いています。
ここまでの説明で引き寄せの法則と量子力学の関連性に疑いをもち、引き寄せの法則に対しての信頼が持てないという人も出てきたかもしれません。
しかし、引き寄せの法則で有名で全世界で大ヒットした「ザ・シークレット」というDVDの中の講師の1人のボブ・プロクターは引き寄せの法則についてこのような事を言っています。
「電気の仕組みを知っていますか?人々は電気についてよく理解していないのにも関わらずその恩恵を受けています。」
つまり電気の仕組みを知っていなくても活用すれば結果が出るように、引き寄せの法則もその原理や理屈を仮に知らなくても活用すれば効果が出ますよということです。
「でも、何か根拠が欲しい」
という人もいるかも知れません、盲目的に量子力学だけを根拠にするのは良くありませんが、その説明があれば引き寄せの法則を安心して実践できるならそれでOKだと思います。
「信じるものは救われる」という言葉があるようにそれで効果が出るなら何でもいいというのが結論です。
しかし、やっぱり何か根拠が欲しいという人の為にその他の根拠もご説明をします。
量子力学以外の引き寄せの法則を説明できるいくつかの説とは?
量子力学以外でも引き寄せの法則を説明することは可能です
RASやプラシーボ効果など引き寄せの法則の現象を理解できる説があるからです。
RAS説
RASとはReticular Activating Systemの略で日本語では網様体賦活系(もうようたいふかつけい)と呼ばれます。
正確には脳幹網様体賦活系(のうかんもうようたいふかつけい)というそうです。
このRASは自分に必要な情報だけを取捨選択するフィルターのようなものです。
また別の説明ではカラーバス効果とも似ています。
例えば朝のテレビ番組の占いコーナーで「今日のラッキカラーはオレンジです」というのを聞くと街中で急にオレンジ色のものが目に入るというものです。
でも最初からオレンジは街中にあったのにラッキーカラーがオレンジという情報が入った為に、RASが働き重要なオレンジだけを見つけるようになるというものです。
つまり引き寄せの法則においては願望を描くと、その願望に関する情報が目に入るようになります。
それも、その願望に関する情報というのは意識して無い時も普通に溢れていたのに急に意識し始めたのでその情報が手に入るというものです。
例えば年収300万円の人が「年収1億円になりたい」という願望を描くと急に1億円を稼ぐ情報に意識が向くようになります。
そしてその情報を元に行動して実践していけば自然と年収は上がっていくという構造になります。
つまりこの仕組みが引き寄せの法則の根拠となる一つの説になるというわけです。
プラシーボ効果説
プラシーボとは偽薬のことで、何の薬効成分のないものを効果のある薬と説明して患者に飲ませると本当に薬と同じような効果を発揮するというものです。
他にも、ある実験で額にアイロンが触れているという暗示を催眠状態で言うと本当に額に火膨れが出来て火傷したような状態になるというものがあります。
いずれも信じれば本当に体に反応が起きて状態が変化するように深い部分で信じることが出来れば、それに根拠がなかったとしても本当に現実になるということも実際にあります。
以上、量子力学以外の2つの引き寄せの法則の根拠になるような説をご紹介しましたがこれ以外にも引き寄せの法則が効果があることを証明できる説というのが、世の中で探していけばいくつもあると思います。
大事なのはどんな説でもいいので自分が根拠として信じられる説を見つけ、そして引き寄せの法則を実践していれば本当に引き寄せの法則の効果が出てくるということなので是非自分に合う説を見つけて引き寄せの法則を実践して頂ければと思います。
引き寄せの法則は量子力学で説明できるは嘘?騙されてはいけない真実とは?まとめ
引き寄せの法則は量子力学で説明できると言っている講師や本やブログなどの情報を100%真に受けるのは危険
あくまでも可能性の一つとして引き寄せの法則と量子力学との関連性を考えるべき
量子力学で引き寄せの法則を説明していても結局は従来の成功法則とあまり変わらない場合がある
量子力学というフィルターを外して引き寄せの法則として効果があるかどうかを検討して本や講座は参加すべき
量子力学以外にも引き寄せの法則の根拠となるものはたくさんあることを知っておくことは重要
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