自己否定を理解するための2つの言葉【FDC式 引き寄せの法則コーチング】4

自己否定はどうやって作り出されるのか?

自己否定が悩みを作り出すことはご説明しましたが、その自己否定はどうやって作り出されるのか?それを理解するにはまず2つの言葉を理解する必要があります。

 

ここからはその2つの言葉について解説をします。

インナーチャイルドとインナーペアレント

一人の人間には2つの存在があります。

それがインナーチャイルドとインナーペアレントです。

この2つの存在が自己否定に大きく関わっています。

 

インナーチャイルドとは?

インナーチャイルドとは文字通り内なる子供です。

 

定義が発信している人によって様々ですが、ここでのインナーチャイルドの定義は傷つきやすい子供のような存在の自分が内側にいるという風に考えます。

 


通常は過去の癒やされていない記憶がそのインナーチャイルドという存在を形成しているように言われています。

 


ただし、ここでは過去も含め現在も存在している自分の内側にいる傷つきやすい子供として考えています。

 


大人であれば表面的には強気で傷ついてなくても内面では傷つき悲しんだりしている自分がいると私は考えます。

それがインナーチャイルドです。

インナーペアレントとは?

インナーペアレントとは文字通り内なる親です。

 

ここでのインナーペアレントの定義はインナーチャイルドを管理、監視、応援、鼓舞、コントロールする役割を持つものと定義しています。

 


インナーチャイルドはありのままに感情を感じる存在に対してインナーペアレントはそれを修正し、時には否定をして理性や知識で修正をかけていく存在だと考えています。

自己否定はインナーペアレントによって作られていく

例えば何か失敗して落ち込んで悲しい時にインナーチャイルドは傷つきます。

 

悲しさや寂しさを感じている状態ですが、そこでインナーペアレントが出てきます。


インナーペアレナトは優しい親ではなくて自分を鼓舞し、はげまし、時には否定します。



落ち込んで傷ついているインナーチャイルドに対して

「こんなところで落ち込んでいる場合ではない」

「もっと頑張れ」

と言った感じで前に進めようとします。



あるいは

「こんなところで落ち込んでいるなんてダメな奴だ」

と否定するかもしれません。



このような状態が続くことによってインナーチャイルドはますます傷ついていきます。


そして繰り返しこれが行われると劣等感やセルフイメージの低下につながっていきます。


さらに傷ついた心を認めたり、受け入れたりしないことから徐々に感じたい感情を素直に感じられない状態になります。


それが蓄積されていくと潜在意識やあるいは集合意識にまで影響をあたえるようになります。


それが引き寄せの法則的な視点でみれば様々な問題や悩みを作り出す原因になってしまいます。


最大の問題はありのままの感情を感じられないようになってしまうことです、それが頭と心の不一致の状態を作り出してしまいます。

自己不一致によって引き起こされる問題や悩みとは?

頭と心が一致していない自己不一致の状態は様々な問題を引き起こします。

 

健康の問題

お金の問題

人間関係の問題


なぜ、このような問題が起きてしまうのか?インナーチャイルドは子供のような感性を持った存在です。

 

ありのままの感情を感じようとする存在です。

 

その存在に対してインナーペアレントは否定をし抑圧します。

 

その状態はまるで子供がおもちゃが欲しいと言っているのに、親が叱ってそれを禁止しているような状態です。

 

 

子供は自分の要求が通らなければ周りの目を気にせずに大きな声で泣いたりして自分の要求を通そうとします。

 

 

人生のおいての様々な悩みや問題もまさしくこのような感じでインナーペアレントがインナーチャイルドを抑圧して否定をしているので、ありのままの感情を感じさせてくれなかったインナーチャイルドが悩みや問題という形で問題を顕在化させます。

 

 

また全く真逆のことを言っているようにも聞こえますが問題の種類によってはインナーペアレントが過保護な親になり、インナーチャイルドの要求を満たす為に顕在意識化の自分にとっては困る現象を作り出すということもあります。

 


次回はこの不一致によって起きた問題について事例を交えて解説をします。

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