引き寄せの法則におけるヴォルテックスの意味は？願望を叶いやすくするには？

引き寄せの法則を勉強していると出てくる言葉がヴォルテックスですが、正直意味がわからないという人もいるのではないでしょうか？この記事ではヴォルテックスの意味について解説をします。

ヴォルテックスとは何か？

ヴォルテックスを理解するのには一言では説明できません、その為いくつかにわけてご紹介します。

ヴォルテックスの意味について

ヴォルテックスとはエネルギーの渦のことです。

英語ではvortexと書き「渦」という意味です。

引き寄せの法則においてヴォルテックスという言葉を使う時にはエイブラハムから使われています。

「エイブラハムって何？」ってわからない人もいると思いますがエイブラハムとは宇宙意識と呼ばれ（この時点でかなり怪しいですね）その宇宙意識をエスター・ヒックスという人物が交信して私達、地球人に引き寄せの法則を教えているというものです。

もっと乱暴に言うと、エイブラハムという宇宙人がエスター・ヒックスという地球人に憑依して話しているという感じです。

日本では霊媒師さんが霊を降ろして話す、「いたこ」というのがありますが、乱暴に言うとそんな感じです。

そして、そのエイブラハムが教えているのが「ヴォルテックス」です。

ヴォルテックスを理解するための物質世界と非物質世界とハイヤーセルフ

ヴォルテックスを理解するには物質世界と非物質世界とハイヤーセルフいう３つの言葉を理解しなくてはいけません。

・物質世界

言葉でだいたい分かるかと思いますが物質世界とは私達が普段生きている世界のことです。

肉体を通して感じられる、目に見えて触れられる世界のことです。

・非物質世界

非物質世界は目に見えない世界です。

高次元のエネルギーの世界とされています。

・ハイヤーセルフ

肉体を持たない、もう一人の自分、高次元な存在と言われています。

わかりやすくいうと「魂」と表現してもいいかもしれません。

そしてハイヤーセルフが存在している世界をエイブラハムでは「波動の現実」と呼んでいます。

願望が叶うメカニズム

物質世界にいる私達が何かしらの願望を描く時

「お金が欲しい」

「仕事で成功したい」

と願望を描いた時に非物質世界では既に創造されています。

つまり叶っています。

そしてハイヤーセルフはそれを経験しています。

その非物質世界でハイヤーセルフが経験をしていることを「波動の現実」と

呼ぶようです。

その世界の中では私達の願望がどんどん拡大し、それがエネルギーの渦になっていくそれがヴォルテックスです。

非物質世界のもう一人の自分であるハイヤーセルフは願望が叶った世界に生きていてそして現実世界にいる私達がその非物質世界のハイヤーセルフと同調する時、あるいは引っ張られる時に、あなたの願いが叶っていくそんな感じです。

非物質世界は波動が高く、物質世界は波動が低い、そんな低い世界にいる私達が非物質世界にいるもう一人の自分のハイヤーセルフに引っ張られて高い波動の非物質世界の中でもエネルギーの渦となっているヴォルテックスに入ることで願いが叶っていくそんな感じだと思います。

ヴォルテックスに入っているとわかるためには？

願いを叶えるためにはヴォルテックスに入ることが重要です。

では、現実世界にいる私達がヴォルテックスに入っていることをどのように知ることができるのでしょうか？

それは、喜びや愛や不安がないということが感じられる状態いわゆる一般的にはポジティブな感情の状態にいることがヴォルテックスに入っているということなんだと思います。

引き寄せの法則における私的なヴォルテックス解釈

ここまでのヴォルテックスの説明は、エイブラハムの教えるヴォルテックスを解説する為にある程度、教科書的に記述をしていきました。

そのため非常にわかりづらく

「なんのこっちゃ」と思った人も多いため、ここからは私なりのヴォルテックス解釈をしたいと思います。

ただここで説明する話はエイブラハムの教えの通りのヴォルテックスとは違う部分も出てくるかもしれませんがご了承下さい。

1.物質世界と非物質世界のそれぞれに自分がいる

まず肉体を持っていて物質世界にいる私達は、願望を描きます。

そしてそれと同時に肉体を持っていない、非物質世界にいる魂の自分（ハイヤーセルフ）もその願いを受け取り非物質世界でその願いを実現していきます。

非物質世界では物質世界から受け取った願望を受け取り、その非物質世界の中でどんどんと願いを受け取り拡大していきます。

そしてそれがエネルギーの渦となって行きます。

それがヴォルテックスです。

そこには願望実現のアイディアや情報が詰まっている渦です。

非物質世界にいるハイヤーセルフの自分と物質世界にいる自分は相互に干渉しあっていきます。

非物質世界と物質世界は本来は切り離された世界ではなく同時に存在している状態です。

いわゆるパラレルワールドとも言えるかもしれません。

そのパラレルワールドにいる非物質世界の自分と物質世界の自分が相互に干渉しあっている。

２．願いは非物質世界と物質世界と２度叶っている？

物質世界にいる自分が、非物質世界にいる魂の自分であるハイヤーセルフに引っ張られるあるいは自分から向かうようにして、願望の叶った非物質世界の中にあるエネルギーの渦になったヴォルテックスの中に入る時、あなたの願いは叶ったという感じになるということです。

非物質世界では叶っているのですが、物質世界ではまだ叶っていない。

叶っている状態になるには時間差があるかもしれません。

ですがヴォルテックスの中に入っていれば願いは叶っていることは非物質世界では間違いなくですが現実世界が追いついていません。

その状態を維持し続ければやがて物質世界にもその願望が投影されていくということ何だと思います。

ですので出来る限りヴォルテックスに入っている状態を維持する必要があるわけです。

３．どうすればヴォルテックスに入っているとわかるのか？

非物質世界は見えない世界、ではどうすれば物質世界にいる目に見えることしかわからない私達がヴォルテックスに入っていることがわかるのか？

それは愛や喜びや不安がないワクワクしている状態いわゆるポジティブな感情の状態にいる時にヴォルテックスに入っているとわかることが出来ます。

結論を言うと、よく言われる話ですが、ワクワクしている、いい気分でいるという時に私達はヴォルテックスに入っていて、願いが届けられていますよ、という事になります。

あとは物質世界にいる私達がその願いが叶った状態を受け取るだけということになります。

願いを叶いやすくするためには？

ここまでヴォルテックスの説明をしてきましたが、では引き寄せの法則を使って願いを叶えやすくするにはどうしたらいいかについて解説します。

願望を忘れること

引き寄せの法則において重要なのは願望を一度描いたら忘れることです。

本来引き寄せの法則というのは願望達成の法則ではありません。

今感じている気分と同じ気分を感じる現実が引き寄せられるという法則です。

「波動の法則」とも呼ばれます。

「いい気分」を感じていれば「いい気分」を感じる現実が引き寄せられます。

願望を忘れずに力を入れて叶えようと頑張っていると、それがストレスとなり焦りとなり、そのストレスや焦りが今度は引き寄せられることになります。

なので願望を忘れるぐらいがちょうどいいということです。

心のブレーキを取り除くこと

エイブラハム系ではあまり重要視されていないかもしれませんが心のブレーキは引き寄せの法則の効果を弱めます。

頭で思っていることと、心で思っていることは違う場合があります。

例えば頭では「お金が欲しい」と思っていても心では「お金は欲しくない」と真逆の事を思っている場合があります。

心のブレーキを取り除く為の第一段階は隠れた思い込みを知ることです。

方法は深さによってやり方が変わるのですが、まず簡単なレベルで言えば「いいわけ」を探すことです。

「お金が欲しい」と思ってもお金が手に入らない場合、その思いが叶わない「いいわけ」を考えてみましょう。

例えば「数字に弱い」「頭が悪い」とか、お金を手に入れる事を妨げている「いいわけ」が出てくるはずです。

次に「いいわけ」が出てきたらそれを解除します。

先程の例で言えば「数字に弱い」「頭が悪い」という「いいわけ」は自分が勝手に作った思い込みで事実ではありません。

なので自分に質問をしてみて下さい。

「数字に弱いとお金が手に入らないというのは本当？」

「頭が悪いとお金が手に入らないというのは本当？」

いずれも世界を見回してみれば、数字に弱い人でも、有名な大学やIQがめちゃくちゃ高くなくてもたくさんのお金を手に入れている人はいることに気づくはずです。

これらは勝手に作った思い込みで事実ではないということです。

引き寄せの法則におけるヴォルテックスの意味は？願望を叶いやすくするには？のまとめ