あなたは引き寄せの法則で不幸を引き寄せていませんか？原因と解決策とは？

幸せになるために引き寄せの法則を実践しているのにも関わらず幸せが訪れないなぜかツイてないことばかり起こると悩んでいませんか？ここでは不幸を引き寄せてしまう原因と対策について解説をします。

不幸を引き寄せてしまうのは実はあなたの望み通り

信じられないかもしれませんが不幸はあなたが望んで引き寄せています

あなたの意識が引き寄せているのではなく無意識が不幸を引き寄せているからです

「不幸を望んで自ら引き寄せている」そういっても、今悩んでいる人にとっては理解し難い事だと思います。

そこで、まずは事例を使って不幸を引き寄せている状態というのはどういった状態なのかを説明します。

これは過去にコーチングをしたクライアント様の例です。

Aさんは収入が増えないということでご相談を頂きました。

これまで数多くのセミナーや教材等を買って勉強をしているのですが一向に収入が増えません。

Aさんの潜在意識を探っていくと以外な答えがわかりました。

実はAさんは頭では収入を増やしたいと望んでいたのですが潜在意識、つまり心の深い部分では収入を増やすことを望んでいないことがわかったのです。

Aさんの潜在意識の深い部分で望んでいたことは「好きな事をやりたい」でした。

Aさんにとって好きな事をやるためには「時間」が必要でした。

では「時間」を確保するために潜在意識が導き出した答えは収入を無くして、暇になることでした。

そうすれば時間を増やすことが出来て、好きな事ができます。

これは普通に考えると合理性がない考え方だと思います。

ですが潜在意識にとっては合理性というのは全く関係なくとにかく心の奥底で望んでいる願望を叶えようとします。

結果として意識上で不幸な事が起きていたとしても潜在意識にとっては自分が望むことさえできれば満足なのです。

これが自ら望んで不幸を引き寄せているというメカニズムなのです。

意識の三層構造で不幸を引き寄せるメカニズムを解説

こちらの図を見てください。

これは私が普段コーチングでお伝えしている潜在意識のメカニズムです。

実際に潜在意識がこのように三層構造になっているというわけではないと思いますが、これまでの経験上この三層構造を用いて考えると問題の原因などがキレイにわかります。

まず一番上が意識です。

これは私達が通常自覚できている意識になります。

次に二次無意識です。

これは無意識ではあるのですが思考する無意識です。

そして最後一番下にあるのが一次無意識と呼ばれる純粋なる感情、願望になります。

さきほどのAさんの事例で説明します。

Aさんの一次無意識は「好きな事をやりたい」でした。

この一次無意識のエネルギーは強力で一日も早くこれを実現するように動きます。

そして、この一次無意識の願いを叶えようとするのが二次無意識です。

二次無意識は思考する無意識で、一次無意識の願いを叶えるために強力に現実を動かします。

Aさんの一次無意識である「好きな事をやりたい」という願望を叶えるため二次無意識は、意識上の世界でどうやったら実現ができるかを考えます。

その結論が「時間が必要」という答えになるわけです。

ここからさらに考えます。

意識上のAさんは収入を増やすために、講座を受けたり、教材を買ったりあるいは収入を増やすために一生懸命努力したり勉強したりするわけですがそうするとどうなるかというと「好きな事をやる時間」がなくなります。

二次無意識としては一次無意識の願望である「好きな事をやりたい」を今すぐやらせてあげたいと考えるので、意識上で収入を増やすために割かれている時間は一次無意識の願いを阻害する行動とみなします。

そうすると「収入を増やす」のと「収入が増えない」のと、どちらが時間が増やせるかという二択になります。

結論は収入が増えず、暇になったほうが時間が増えます。

時間が増えるということはイコール「好きな事」ができる時間が増えるようになるわけです。

潜在意識にとっては合理性は関係ありません、合理的に考えれば収入を増やしながらも時間を作る方法はあるはずですが、潜在意識としては今すぐ願いを叶えたいので意識でどんなに苦しんだとしても「好きな事をやる」時間を増やすために収入を増やさないようにブロックするという流れになってしまうわけです。

不幸を引き寄せる習慣を断つカギは自己受容

自己肯定ではなく自己受容が大切です

意識と無意識の不一致を無くすことが不幸を呼ばない流れを作るからです。

先程の説明で一次無意識が望んでいることを二次無意識が叶えようとすることで不幸を引き寄せてしまうというメカニズムがあることを説明しました。

では、どうすれば不幸を呼び込まないようにすることができるのか？というと、先程の説明で言えば心の奥底で望んでいること、これは一次無意識ですが、その一次無意識と意識が望んでいることを一致させることができれば不幸を呼び込むということは少なくなるということです。

心で望んでいることと、頭で望んでいることを一致させることを自己一致といいますが、この自己一致をさせることが幸せになる上でもとても重要になります。

逆に不幸を呼び込む人ほど自己不一致の状態になっているというわけです。

この自己不一致の状態を作り出さないようにする、一つの方法として考えられるのが自己受容です。

自己受容とは否定も肯定もせずに、ありのままに受けいれることをいいます。

世間一般的には自己肯定というのがいいとされています。

しかし、世の中に出ている自己肯定というのは間違った伝わり方をしています。

プラスの側面しか見ずに、ただポジティブに考えていくというのが今世の中に出ている自己肯定だと思われます。

ちなみにポジティブの面だけ見る危険性はこちらでも紹介していますので参考にして頂ければ幸いです。

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引き寄せの法則でネガティブを引き寄せそうで怖い？その対策方法とは？

一方で自己否定というのはネガティブな側面だけを見てそれを自身で否定し傷つける事を言います。

当然これもよくありません。

自己受容とは自己肯定でも自己否定でもなくありのままに受けいれることをいいます。

では、どうすれば自己受容をできるようになるのか？それについて解説をします。

自己受容を実践する上で覚えて欲しいのがインナーチャイルドとインナーペアレントです。

インナーチャイルドは内なる子供、インナーペアレントは内なる親です。

何かに失敗して落ち込んでいる時に、インナーチャイルドは傷ついています。

そんな時には自己対話をしながら否定もせずにただ理解、共感を示してあげることが重要です。

失敗して落ち込んで悲しい時に「悲しいんだね」というようにインナーチャイルドの気持ちに寄り添ってあげるだけでいいのです。

一方でインナーペアレントはインナーチャイルドを監視する立場にあり自分を励まし、鼓舞しようとしますが、あまりにもそのやり方が厳しすぎると

自分を傷つけることになります。

例えば先程の例のように失敗して落ち込んでいる時に「まだまだダメだもっと頑張れ！」とか「落ち込んでいる場合じゃないだろう」と言った感じで自分にダメ出しをしますが、これが強すぎて自分を傷つけてしまうわけです。

そんな時には自分のインナーペアレントに対してこれも自己対話で「教えてくれて、ありがとう」と感謝の言葉を伝えて落ち込んだ状況に対して、今後どうするかは自分で決める宣言することが重要です。

インナーペアレントはインナーチャイルドを励まさないとダメになるというある意味心配で自分を励まそうとするのですが、はっきりと意思を伝えない限りその監視を緩めることがありません。

インナーペアレントと適切な距離感を持つためにも宣言すること決意を伝えることは重要です。

このように上手に自己受容が出来ていくことによって、頭で思っていることそして心で思っていることのズレが少しずつなくなっていきます。

時間はかかるかもしれませんが普段からこういった習慣を持つことが自分を不幸にしないコツだと思います。

幸せになる能力を高める習慣は自己成就予言とゴール設定

習慣化すれば幸せになれる能力は高められます

不幸になるような思考や習慣を変えることができたら次にやって頂きたいのが幸せになる能力を高める習慣です。

ここでは２つの方法についてご紹介します。

自己成就予言

自己成就予言というのは根拠が無いものでも自分が信じて行動するとやがてそれが実現するというものです。

例えば朝目が覚めて「今日1日素晴らしい日になる」と宣言します。

これに関しては全く根拠がありません。

しかし、そうなることを意識して過ごしていく内に脳は素晴らしいことが実際に起きていないか探すようになり見つけることができると、その予言が本当に成就したということになります。

これを繰り返していくと、自分が信じたことは良い意味で現実になるという良い信念が形成されていくので、この自己成就予言を習慣にして頂くことをオススメします。

ゴール設定をする

これまで多くの人をコーチングしてきて思ったのが多くの人がゴールを設定していないということです。

なんとなく「お金持ちになりたい」とか「幸せになりたい」というものはあるのですが、具体的な目標というかゴールを持っていない人がほとんどです。

ゴールを持っている人ほどエネルギッシュですし、持っていない人と比べても幸せになっている確率が高いとこれまでのコーチングの経験から感じています。

人によっては「どんなゴールを持っていいか、わからない」という人もいるかもしれません。

そこでオススメなのが絶対になりたくない状況を考えるという方法です。

例えば「借金まみれで、家もなく、毎日お腹を空かして過ごしている」というのが絶対になりたくない状況だとしたらその究極の反対側は何かと考えるということです。

例えば

「経済的に豊かであり、家も快適で、自分が食べたいと思うものも値段を気にせず過ごせる生活がしたい」等です。

まずはどのような形でもいいので人生に対してのゴールを持っておくというのは幸せを呼び込む事になるので是非試して頂きたいと思います。

あなたは引き寄せの法則で不幸を引き寄せていませんか？原因と解決策とは？のまとめ